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最適な環境作り

ポメラニアンの子犬を迎えた時、必ず守って頂きたい事があります。
それは、「絶対に滑る床(フローリング等)で飼育しないこと」です。

毛がよく抜ける犬種ですからカーペットは不衛生になりがちですので、フローリングやクッションフロアの場合はペット用の安 全な滑り止めワックスを塗って下さい。
ポメラニアンは大変華奢な犬種なので、足元が滑る状態の飼育は厳禁です。
また、遺伝的に膝に亜脱臼の素因を持っている犬もいます。
そのような子を滑る環境で育てると、ほぼ確実に膝蓋骨亜脱臼を発症すると思って下さい。

人間は足の裏に毛が生えたりしませんし、靴下やスリッパを履いていますから、ポメ達がどのくらい滑りやすいかわかっていま せん。
ペット用の滑り止めワックスは若干高価であることや、塗る手間が面倒だという理由で、何度か忠告させて頂いてもそのまま飼 育され、結局膝の亜脱臼や骨折をさせてしまう飼い主さんが多いです。
骨折して手術をしたら、ワックスが何十個も買えるくらいの費用が掛かります。
子犬にも相当のストレスと苦痛を与えます。

 足の裏の毛は週に一度必ずカットする事、床は滑らないように工夫する事が、ポメラニアンを骨折や脱臼から守るポイントです 。
また、勝手に上り下りできる高さのソファや台を置かないこと、階段の上がり降りをさせない事も大切です。
トイ犬種はこういった場所からの飛び降りで前足を折る子が大変多く、骨が細い為手術が難しく、まっすぐに治らないことがあ ります。
また、治療中に皮膚炎などを起こす子も多いです。

小型化を進めながらも骨も丈夫な犬を作るという事は、我々ポメラニアンブリーダーの使命でもありますが、今の日本ではまだ十分な骨量を持った小柄なポメは少ないのが現実です。

犬は頑丈で運動神経が良いものという先入観を捨て、ポメラニアンは自分の体重を十分に支えるだけの骨の太さを持っていない 子が多いのだという事を覚えて置いてください。

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